株式会社セツロテックへの追加出資について
2022年11月30日
国立大学法人徳島大学、株式会社阿波銀行、株式会社地域経済活性化支援機構(REVIC)及び一般社団法人大学支援機構の協力により、2020年4月に設立した「産学連携1号投資事業有限責任組合」(以下、「本ファンド」という。)は、2022年11月30日付で、本ファンド第1号投資案件である株式会社セツロテック(以下、「セツロテック」という。)に対して追加出資を実行しましたので、お知らせいたします。
株式会社セツロテックへの追加出資について
セツロテックはゲノム編集技術を提供する徳島大学発のバイオベンチャーです。徳島大学で受精卵エレクトロポレーション法(GEEP法)による高効率ゲノム編集技術を開発した竹本龍也教授(代表取締役会長CTO)と、培養細胞のゲノム編集技術を開発した沢津橋俊准教授(取締役CSO)らの技術を事業化することを目指し2017年2月に設立した会社です。セツロテックでは、独自の新規ゲノム編集因子ST8(特許7113415号)を開発し、医療分野のほか、農業や畜産分野において品種改良を高速化する研究開発を進めています。セツロテックは、これらの独自技術を活用し、アカデミア・企業の研究者向けのゲノム編集受託サービスを展開するほか、Cas9代替因子を活用したゲノム編集生物を広く産業界に提供し、ゲノム編集産業を開拓することを目指す事業を展開しています。
【出資案件の概要】
出資先名 |
株式会社セツロテック |
代表者名 |
竹本 龍也、竹澤 慎一郎 |
所在地 |
徳島市蔵本町三丁目18番地の15 徳島大学藤井節郎記念医科学センター |
設立年月日 |
2017年2月22日 |
事業内容 |
ゲノム編集による研究支援サービスならびに新品種の事業化 |
投資決定要旨 |
・革新的ゲノム編集技術の活用による農畜産物の付加価値向上 ・地域雇用の拡大 |
URL |