株式会社Smart Laser & Plasma Systemsへの追加出資について
2024年04月1日
国立大学法人徳島大学、株式会社阿波銀行、株式会社地域経済活性化支援機構(REVIC)及び一般社団法人大学支援機構の協力により、2020年4月に設立した「産学連携1号投資事業有限責任組合」(以下、「本ファンド」という。)は、2024年3月29日付で、本ファンド第3号投資案件である株式会社Smart Laser & Plasma Systems(以下、「SL&PS」という。)に対して追加出資を実行しましたので、お知らせいたします。
株式会社Smart Laser & Plasma Systemsについて
SL&PSは、最先端のレーザ・プラズマ技術を用い、製造プロセスにおいてリアルタイム・非接触で温度・濃度・元素等を計測する技術を保有する徳島大学発認定ベンチャー企業です。当社は、徳島大学でレーザ・プラズマ計測技術の研究を進めている出口祥啓教授(代表取締役CEO)が開発した技術の事業化を目指し2018年2月に設立した会社です。SL&PSでは、創業以来、国内外の研究機関や大手メーカーと研究開発を進め、プロセス環境計測装置(CT-TDLAS:燃焼炉、半導体プロセス、エンジン内などにおける温度・化学種・圧力の空間分布、リアルタイム計測装置)や元素組成分析装置(LS-DP-LIBS:ゴム製造プラントや鉄鋼プラント向けの元素組成リアルタイム計測装置)を開発し、既に複数の納入実績を保有しています。また、当社保有のレーザ・プラズマ技術を活用したDXプラットフォームを開発中であり、各種産業プラントにおける省人化・効率化・完全自動運転制御といった、Afterコロナ社会にて加速するスマートファクトリー分野に貢献することを目指します。
【出資案件の概要】
出資先名 |
株式会社Smart Laser & Plasma Systems |
代表者名 |
出口 祥啓 |
所在地 |
徳島県徳島市南常三島町二丁目1番地 |
設立年月日 |
2018年2月26日 |
事業内容 |
・先端レーザ・プラズマ技術を用いた計測関連研究業務 ・先端レーザ・プラズマ技術を用いた計測関連機器の設計、製造、販売 |
投資決定要旨 |
・先端レーザ・プラズマ技術を用いた製造プロセス上での自動計測 ・同技術を発展させた次世代制御アルゴリズムの開発 ・地域雇用の拡大 |
URL |