「産学連携1号投資事業有限責任組合」の第1号案件の出資について

国立大学法人徳島大学、株式会社阿波銀行、株式会社地域経済活性化支援機構(REVIC)及び一般社団法人大学支援機構の協力により、2020年4月に設立した「産学連携1号投資事業有限責任組合」(以下、「本ファンド」という。)は、2020年6月30日付で、株式会社セツロテックに対する投資を実行しましたので、お知らせいたします。なお、本件は本ファンドの第1号投資案件となります。

セツロテックはゲノム編集技術を提供する徳島大学発のバイオベンチャーです。徳島大学で受精卵エレクトロポレーション法(GEEP法)による高効率ゲノム編集技術を開発した竹本龍也教授(代表取締役会長CTO)と、培養細胞のゲノム編集技術を開発した沢津橋俊特任講師(取締役CSO)らの技術を事業化することを目指し2017年2月に設立した会社です。セツロテックでは、創業以来、ゲノム編集技術を活用した研究支援事業において、大学などの研究機関や製薬会社の研究開発部門に対しゲノム編集マウスやゲノム編集培養細胞を提供して参りました。また、ゲノム編集基盤技術を発展させ、畜産分野における新品種開発の事業も進展しており、社会実装に向け着実に前進しております。

 

【出資案件の概要】

出資先名

株式会社セツロテック

代表者名

竹澤 慎一郎 竹本 龍也 

所在地

徳島市蔵本町三丁目18番地の15 徳島大学藤井節郎記念医科学センター

設立年月日

2017年2月22日

事業内容

徳島大学発の受精卵ゲノム編集技術を活用して、創薬支援モデルマウス・ラット等の製造・販売ならび新品種の開発

投資決定要旨

・革新的ゲノム編集技術の活用による創薬支援モデル動物および畜産物の付加価値向上

・地域雇用の拡大

URL

https://www.setsurotech.com

 

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