「産学連携1号投資事業有限責任組合」の第2号案件の出資について

国立大学法人徳島大学、株式会社阿波銀行、株式会社地域経済活性化支援機構(REVIC)及び一般社団法人大学支援機構の協力により、2020年4月に設立した「産学連携1号投資事業有限責任組合」(以下、「本ファンド」という。)は、2020年12月18日付で、株式会社グリラスに対する投資を実行しましたので、お知らせいたします。なお、本件は本ファンドの第2号投資案件となります。

株式会社グリラスについて

グリラスは、将来の人口急増による食糧不足に備えた代替タンパク生産などのSDGsの達成を使命として、を基盤に昆虫食市場を創出する徳島大学発のバイオベンチャーです。徳島大学で食用コオロギの機能性検証と生産システムの社会実装に関する研究を進めている渡邉崇人助教(代表取締役CEO)と、三戸太郎准教授(取締役CTO)らの技術を事業化することを目指し2019年5月に設立した会社です。グリラスでは、創業以来、高品質な国内産食用コオロギの大量生産に向けて研究開発を進めるとともに2020年5月には、株式会社ジェイテクトとの業務提携により、自動飼育システムの共同開発にも着手しております。今後も、食用コオロギの増産・自動化を目指すとともに、新たな食品市場の創出に向けて着実に前進して参ります。

【出資案件の概要】

出資先名 株式会社グリラス
代表者名 渡邉崇人
所在地 徳島県鳴門市撫養町黒崎字松島45番地56
設立年月日 2019年5月9日
事業内容 徳島大学発のコオロギの飼育・繁殖ノウハウ及び自動飼育技術を活用した、食用コオロギの高品質、安価、大量生産とコオロギ食品の原料・自社商品等の製造・販売ならびに高付加価値品種の開発
投資決定要旨 ・食用コオロギの自動飼育法の開発による代替タンパクの供給
・地域雇用の拡大
・大手企業との連携による事業拡大のポテンシャル
URL https://gryllus.jp/

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